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長年愛され続ける理由

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2020年の“おうち時間リセット”には Marigold を。<br />長年愛され続ける理由

2020年の“おうち時間リセット”には Marigold を。
長年愛され続ける理由

誕生から現在まで愛され続ける家庭用ゴム手袋

発売から約70年、プロ向けのグローブ会社が、家庭用に製造した初めてのゴム手袋が「Marigold」です。
使い方や使う人のことを考えて作られた4タイプからなるシリーズは、今も世界中で愛され続けています。

1950年、Marigoldは食器洗い用に特化して開発・発売されました。

当時は工業用に使用されるものが一般的であり、食器洗い用は画期的、かつ手肌を守るという美しさに焦点を当てた広告展開だったこともあってか、世間では贅沢品として捉えられていました。

しかし、その使い勝手の良さから徐々に一般家庭に広まっていき、今ではどの家庭にも1つはあるというくらいゴム手袋は普及しました。
世間の常識を変えた立役者が、この「Marigold」なのです。


Marigoldのグローブは4タイプ

 

当初は食器洗い用のみだったMarigoldも、現在は4タイプの展開。
それぞれの用途や、使い勝手に合わせた違いと特徴をご紹介します。


特徴1:素材・コーティング

使用する用途や、肌の負担によって素材に工夫を加えているところもMarigoldの特徴。
この工夫がされているだけでも耐久性に違いが出ます。

【素材:天然ゴム(ラテックス)】

天然ゴムを使用しているのは
【キッチン・バス・アウトドア】の3タイプ。
一般的に耐久性に優れた素材であり、薬品に強い素材です。

ただし、油には弱いため車の整備や油物の管理時の着用はおすすめできません。

キッチングローブだけは油もOK!
ニトリルゴムコーティングの3層構造で耐久性もしっかり

油に弱いラテックス素材を使用しているキッチンですが、手首から上に、ニトリルゴムという油に強い合成ゴムをコーティング。
これにより油にも強く、さらに3層構造になり耐久性もアップ。アウトドアよりも層は厚いものの、動きやすさはキッチンの方が滑らか、硬さを感じません。

【素材:合成ゴム(ニトリルゴム)】

天然ゴム(ラテックス)には、アレルゲンとなるタンパク質が含まれており、ラテックスのアレルギーの方ではご使用頂けませんが、センシティブのみ合成ゴム(ニトリル)を使用。
アレルギーの方、また敏感肌の方、天然ゴムの匂いが苦手な方などにも安心してご使用頂けます。
ニトリルゴムは、キッチングローブにもコーティングされている成分で油にも強い特性を持ちます。
水回り、油を使用する作業、その他ゴム手袋を必要とする環境どこでもお使いいただけるタイプです。

【裏面:コットン(植毛)】

裏面は、全てのタイプがコットンコーティングされており
ゴム手袋独特のベタつき感が軽減され、汗による張り付きも少なくスムーズに着脱できます。


特徴2:グリップパターン

手のひらに施されているエンボス加工のパターン。
それぞれ用途によって特徴、特性が異なります。

<キッチン:ハニカムグリップ>
特に濡れた状態で滑りにくく、水切れの良い構造。

ハニカムのエンボス加工は、水切れが良いという特性があり基本的に水周りでの使用となるキッチングローブの魅力の1つです。
また洗い物の洗剤で滑りやすくなっている状態でも、エンボス加工のおかげでしっかり洗い物をつかんでいる実感があります。

<センシティブ:ダイヤモンドグリップ>
乾いた状態でもしっかりグリップでき、多用途で使用可能。

乾いている場所だけでなく濡れている環境でもエンボス加工が滑り止めとなってくれます。
ラテックス素材を使用できない、敏感肌の方はこちらをご使用ください。

<バス:サンドブラストグリップ>
濡れた状態・乾いた状態どちらでもグリップを発揮

浴槽掃除の濡れた環境だけでなく、歯ブラシ等の道具を持って細かい部分の掃除をする時、力を入れても滑らないよう細かい凹凸の加工となっています。

<アウトドア:パターングリップ>
最も厚手で、特に湿っている・濡れている時に滑りにくい

最も全体的な厚みもあるアウトドア。
厚みがある分物の持ちやすさは他より劣りますが、グリップのおかげで滑りやすいプランターの持ち運び、シャベルの使用には安心感があります。


特徴3:袖の長さ

袖の長さもタイプによって異なります。
ポイントは「使用角度」と「水の侵入」です。

袖口:12cm~13.5cm

キッチンとアウトドアは、手首から袖口までの長さが12cm~13.5cmほど。大体腕の半分ほどが隠れる長さです。

キッチンやアウトドアは基本的に手を下に向けて行う洗い物、土仕事などの作業が多く、またキッチンは着脱の頻度が高いため長くしすぎないことで外しやすくしています。
アウトドアも厚手な分、袖が長いと外しづらいために現在の長さに調整されています。
2つとも、袖口を内側に巻き込む使用を加えることでずり落ち防止の工夫も施されています。

袖口:16cm~17cm

センシティブとバスは、手首から袖口までの長さが16cm~17cmほど。個人差はありますが、腕の約2/3が隠れる長さです

センシティブは敏感肌向けのため、マルチな用途で活躍。そのため、袖は少し長くしておくことで袖口からの薬品・水の侵入を防ぐ狙いがあります。
バスは特に服が濡れやすい環境での作業向けのため、袖を長くし、立体的に幅を持たせることで洋服の袖を内側に収められ、服の袖濡れ・薬品の付着を予防してくれます。


特徴4:Marigoldの耐久性はEUのお墨付き

ゴム手袋の手首側に、以下のようなマークと英数字が印字され
ています。

これはEU地域で統一規格として使用されている「EN規格」による耐久性のレベルを表示したもの。
それぞれ、磨耗・切創・引き裂き・突き刺しによる強度や化学物質・微生物に対する耐久性レベルを数値で示しています。

Marigoldの耐久性は、規格に則った安心の指標が証明してくれています。

>>全4種の耐久性各レベル一覧


Marigoldの特徴をご紹介してきました。いかがだったでしょうか。
誕生から今まで少しずつ改良を重ねながら完成されてきた現在のMarigoldは、昔から用途や使う人のことを考えるというベースの信念が揺るぎないからこその形と言えます。

今年の冬、ウイルスの予防対策もしながら“おうち時間”のリセットをするみなさんに、Marigoldはぜひおすすめしたい製品です。


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